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診療内容

生活習慣病

生活習慣病とは(放置するリスク)

​生活習慣病とは、食事や運動、喫煙、飲酒などの日々の習慣の積み重ねで原因で発症しやすい病気の総称です。
代表的なものに、糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)などがあります。

​これらの病気の最大の特徴は、「初期には自覚症状がほとんどない(サイレントキラー)」ことです。
「症状がないから」と放置していると、見えないところで病気が進行し、ある日突然、心筋梗塞、脳卒中、失明、人工透析といった取り返しのつかない状況になり後悔することがあります。

​当院は、姫路地域の皆様の「大きな病気を未然に防ぐ」ことに力を入れております。
「健診で数値を指摘されたけれど、まだ薬は飲みたくない」という方も、当院にご相談ください。

​当院の強み:糖尿病検査は「その場で結果説明」

​​当院の生活習慣病外来には、姫路地域で選ばれる3つの特徴があります。

​① 糖尿病(HbA1c)の結果が「約10分」で判明

​多くのクリニックでは血液検査の結果は後日(再来院)になりますが、当院では高性能な迅速検査装置を導入しています。
過去1〜2ヶ月の血糖状態を示す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」や血糖値が、採血からわずか数分〜10分程度でわかります。
「採血して、その日のうちに結果を聞いて、治療方針まで決定」できるため、忙しい現役世代の方に大変喜ばれています。

​② 血管の「見える化」(血管年齢・動脈硬化)

​「数値が高い」と言われてもピンと来ないものです。
当院では、脈波検査(CAVI)や頸動脈エコーを行い、「あなたの血管が今どうなっているか(血管年齢)」を視覚的に分かりやすく説明します。

​③ 無理のない治療(Web予約・食事指導)

​Web予約の導入により、受診しやすい環境を整えています。また継続して通院しやすいような温かい医療の提供を心がけています。
治療=すぐ薬ではなく、医師やスタッフによる丁寧な生活指導を行い、「食事や運動で数値を改善する」サポートを最優先に行います。

​こんな症状や数値はありませんか?

​病名がつかなくても、以下のサインがあれば受診のタイミングです。

​健康診断の結果
  • ​血糖値が高い、HbA1cが高い
  • ​血圧が高い(上が140以上、下が90以上)
  • ​コレステロールや中性脂肪の異常
  • ​尿酸値が高い(7.0以上)
​自覚症状
  • ​喉が異常に渇く、水をがぶ飲みする
  • ​おしっこの回数が増えた
  • ​足の親指の付け根が急に腫れて激痛が走った

​糖尿病

​「健康診断で血糖値が高いと言われた」
「喉が渇く、急に痩せた」
そのサインを放置していませんか?

糖尿病は、初期には痛みがありませんが、放置すると失明や足の切断、透析につながる怖い病気です。
当院では、採血から約10分で結果が出る「迅速検査」と、最新の薬物療法を取り入れ、患者様のライフスタイルに合わせた治療を提案します。

​■ 当院の糖尿病治療 3つの特徴

①​HbA1cが「その日」に分かります

​院内で血糖値とHbA1c(過去1〜2ヶ月の血糖平均)が測定できます。結果を見て、その日のうちに薬の調整ができるため、通院回数を減らせます。

・​体重を落とす治療(SGLT2阻害薬・GLP-1)

​近年の糖尿病治療薬は進化しています。ただ血糖値を下げるだけでなく、「体重を減らす」「心臓や腎臓を守る」などの効果のある新しいお薬(SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬など)も、適応のある方には積極的に提案します。

・​医師・看護師による生活指導

​​「甘いものは一切ダメ」「毎日1万歩歩け」といった無理な指導は長続きしません。
コンビニ食やお酒との付き合い方など、現実的で続けられる食事・運動療法をサポートします。

■放置すると怖い「3大合併症」

​「しめじ」と覚えられるこれらは、生活の質を一気に奪います。
​「し」神経障害: 足のしびれ、立ちくらみ。進行すると足が腐り(壊疽)、切断が必要になることも。
​「め」網膜症(目): 眼底出血を起こします。成人の失明原因の上位です。
​「じ」腎症(腎臓): 腎臓のフィルターが詰まり、尿が作れなくなります。一生続く「週3回の人工透析」が必要になります。
​今のうちに治療を始めれば、これらの合併症は防げます。

​■ こんな症状はすぐに受診を

姫路でこのような症状のある方は当院にご相談ください。

  • ​健康診断で「要精密検査」と言われた
  • ​喉が異常に渇く、ペットボトルを何本も飲む
  • ​トイレの回数・量が増えた
  • ​食べているのに体重が減っていく
  • ​足がしびれる、こむら返りが多い

また、急激な糖尿病の悪化には、膵臓がんが隠れていることもあります。当院では膵臓がんの可能性を疑った場合は検査を提案します。

■よくある質問(FAQ)

  • 糖尿病になったら、一生インスリン注射ですか?

    いいえ、必ずしもそうではありません。
    早期の2型糖尿病であれば、飲み薬だけでコントロールできる方が大半です。また、一時的にインスリンを使っても、膵臓の機能が回復すれば飲み薬に戻せることもあります。

  • 親が糖尿病です。遺伝しますか?

    遺伝する体質(なりやすさ)はあります。
    ご家族に糖尿病の方がいる場合、発症リスクは高くなります。しかし、発症するかどうかは「生活習慣」で決まります。早期発見のため、定期的な健診をお勧めします。

  • 境界型(予備軍)と言われました。通院は必要ですか?

    はい、一番大切な時期です。
    この段階で適切な対策(食事・運動)を行えば、本格的な糖尿病への移行を防げます。「まだ大丈夫」と放置せず、一度ご相談ください。

​高血圧症

​​「血圧が高いけど、症状がないから大丈夫」と思っていませんか?
高血圧は「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」と呼ばれ、自覚症状がないまま血管を傷つけ、ある日突然、脳出血や心筋梗塞といった命に関わる病気を引き起こします。
当院では、ただ薬を出すだけでなく、「なぜ高くなったのか」を考え、将来的に薬を減らすことを目指した治療を行います。

​■ 「家庭血圧」を重視した治療

​病院で測ると緊張して高くなる(白衣高血圧)方もいらっしゃいます。
当院では、ご自宅でリラックスして測る「家庭血圧」の数値を重視し、本当に治療が必要かどうかを慎重に判断します。血圧手帳などでの管理もサポートします。

■高血圧を放置すると

血管は全身を巡っています。高い圧力がかかり続けると、弱いところから破綻します。

​脳: 脳出血、脳梗塞(半身麻痺や寝たきりの原因No.1)
​心臓: 心肥大、心不全、心筋梗塞
​腎臓: 腎硬化症(悪化すると人工透析が必要になります)

​「症状が出てから」では遅いのです。
今のうちにコントロールすることで、これらのリスクを劇的に下げることができます。

■​生活改善・薬物治療

​① 減塩(1日6g未満)のコツ

​麺類の汁は飲み干さない(これだけで2〜3g減らせます)
​醤油やソースは「かける」のではなく、小皿に取って「つける」
​酸味(レモン・酢)や香辛料を活用して、薄味でも美味しく食べる

​② 運動・体重管理

​1kg痩せると、血圧は約1〜2mmHg下がると言われています。
​激しい運動は不要です。「1日30分の散歩」などの有酸素運動が血管を広げます。

​③ 薬物療法(必要な場合のみ)

​生活改善でも下がらない場合や、すでに血圧が非常に高い(180以上など)場合は、お薬の力を借ります。
​当院では、1日1回飲むだけで済むタイプや、腎臓や心臓を保護する作用のある新しいお薬など、患者様の体質に合わせて調整します。

​■ よくあるご質問

  • 薬は一生飲み続けるの?

    いいえ、やめられる方もいらっしゃいます。
    高血圧の原因が「塩分の摂りすぎ」や「肥満」にある場合、減塩(1日6g未満)や有酸素運動による減量に成功すれば、血圧は下がります。
    数値が安定すれば、医師の判断でお薬を減らしたり、中止(卒業)することも可能です。

  • 降圧剤には副作用はありますか?

    まれに空咳(咳が出る)、ふらつき等が出ることがあります。
    当院では、開始後はこまめに経過を確認し、体に合わない場合はすぐに別の種類のお薬に変更しますのでご安心ください。

  • どのくらいの数値になったら受診すべきですか?

    家で測って「上が135、下が85」を頻繁に超えるようなら、血管への負担が始まっています。一度ご相談ください。

​脂質異常症(高脂血症)
〜血管年齢を若く保つ〜

​血液中の「脂質」のバランスが崩れている状態です。

  • ​LDL(悪玉)コレステロールが多い(140mg/dL以上)
  • ​中性脂肪(トリグリセライド)が多い(150mg/dL以上)
  • ​HDL(善玉)コレステロールが少ない(40mg/dL未満)

■​自覚症状なし・動脈硬化の恐怖

​コレステロールが高くても、痛みも痒みもありません。
しかし、血管の内側に脂(プラーク)がヘドロのように溜まり、血管が狭く・硬くなっていきます。ある日突然、プラークが破れて血管が詰まり、心筋梗塞や脳梗塞を発症します。

■​当院の検査(血管年齢の測定)

​「数値が高いですね」で終わらせません。
当院では、脈波検査(CAVI)や頸動脈エコーを行い、実際に血管が詰まっていないか、血管年齢は何歳相当かを調べます。リスク評価を行った上で、本当にお薬が必要かどうかを判断します。

​高尿酸血症(痛風)
​〜あの激痛を二度と起こさないために〜

​血液中の尿酸値が7.0mg/dLを超えると、結晶化して関節に溜まります。これがある日突然、風が吹いても痛いほどの激痛を起こすのが「痛風発作」です。

■​治療開始の基準

​尿酸値が高いからといって、全員がすぐに薬を飲むわけではありません。

  • ​痛風発作を起こしたことがある方(再発防止)
  • ​尿酸値 8.0以上 + 合併症(腎障害・高血圧など)がある方
  • ​尿酸値 9.0以上の方(無症状でも腎不全リスクが高いため)

​これらに該当する場合は治療をお勧めします。
治療のゴールは、尿酸値を6.0mg/dL以下にキープすることです。この値を下回ると、関節に溜まった結晶が溶け出し、発作が起きなくなります。

​この記事の監修者

​林 義和(辻󠄀井はやし内科 院長)
日本内科学会認定 総合内科専門医
林 義貴(辻󠄀井はやし内科 副院長)

​1998年の開院以来、地域のかかりつけ医として、生活習慣病の診療に幅広く携わってまいりました。「症状がないから」といって放置せずに、まずは当院にご相談ください。一人ひとりにあった治療を提案し皆様の健康をサポートいたします。

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