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診療内容

アレルギー・花粉症外来

​鼻水、咳、だるさ…アレルギーは「鼻だけの病気」ではありません

​「毎年、市販薬でごまかしているけれど、昼間ぼーっとしてしまう」
​「鼻水だけでなく、喉のイガイガや咳が止まらない」
「耳鼻科に行きたいけれど、待ち時間が長くて通えない」
そんな方は、ぜひ当院にご相談ください。
確かに、重度の鼻づまりで「処置」が必要な場合は耳鼻科が専門ですが、「飲み薬・点鼻薬での治療」なら、内科でも治療が可能です。特に飲み薬の進化は著しく、近年は効果は強くても眠気はほとんどでない薬が登場しています。
当院では呼吸器内科として、花粉症シーズンに多い「長引く咳(咳喘息)」まで全身をトータルで治療できるのが強みです。
姫路の「辻󠄀井はやし内科」では、内科医としてあなたの生活スタイル(運転の有無、受験生、デスクワークなど)に合わせた治療の提案を行います。

【姫路の飛散傾向】花粉カレンダーと対策時期

​「春だけ」と思っていませんか?実は、アレルギーの原因となる花粉は一年中飛んでいます。
ご自身の症状が出る時期と、このカレンダーを照らし合わせてみてください。

辻井はやし内科の「アレルギー・花粉症外来」画像

​2月〜4月:スギ・ヒノキ(春の主役)
​姫路でも最も飛散量が多い花粉です。くしゃみ・鼻水だけでなく、重症化しやすいのが特徴です。
​対策: 1月中旬からの「初期療法(お薬の服用)」が勝負を分けます。

​5月〜8月:イネ科(カモガヤ・ハルガヤ)
​河川敷や公園の芝生などに生息しています。梅雨時期に症状が悪化する方はこの可能性があります。
​特徴: 目のかゆみや、皮膚の赤みが出やすい傾向があります。

​8月〜10月:ブタクサ・ヨモギ(秋の花粉)
​道端や空き地に生えています。秋風に乗って飛散し、「秋の鼻炎」の原因となります。咳喘息の悪化原因にもなりやすい花粉です。
​当院では、これら全てに対応した検査と治療が可能です。

あなたに合う薬は?(眠気・強さ・妊娠/授乳中の対応)

​アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)には、それぞれ個性があります。当院では患者様のライフスタイルや体調に合わせて、ベストな処方をオーダーメイドで提案します。

辻井はやし内科の「アレルギー・花粉症外来」画像
① 「絶対に眠くなりたくない」方

​対象: 受験生、ドライバー、営業職、重機オペレーター
​処方例: ビラノア、デザレックス
​特徴: 効果のキレが良く、脳への移行(眠気)が「プラセボ(偽薬)」と同等レベルに低いことが証明されている最新のお薬です。「空腹時に飲む」などのコツがありますが、使いこなせば最強の味方になります。

​② 「とにかく鼻水を止めたい」方

​対象: 接客業、大事なプレゼンがある日、夜ぐっすり眠りたい方
​処方例: ザイザル、ルパフィン、アレロック
​特徴: 少し眠気が出る可能性はありますが、アレルギーを抑える力が非常に強いタイプです。「今日は絶対に症状を出したくない」という日の頓服や、寝る前の服用にお勧めです

​③ 「妊娠中・授乳中」の方へ(時期に合わせた処方)

​妊娠中は「お薬を飲みたくない」という不安があると思いますが、クシャミによる腹圧やお母様のストレスも赤ちゃんには良くありません。
当院では、日本のアレルギー疾患治療ガイドラインに基づき、時期に応じた安全な治療を提案します。

​妊娠初期(15週頃まで):

赤ちゃんの器官が作られる大切な時期です。原則として飲み薬は避け、点鼻薬(鼻スプレー)や漢方薬(小青竜湯など)を中心に対応します。これらは血液中にほとんど移行しないため、赤ちゃんへの影響が極めて少なく安心です。

妊娠中期〜後期:

症状が辛く、点鼻薬などでコントロールできない場合は、長年の使用実績があり安全性が確立されている飲み薬(アレグラ、ロラタジン、セチリジン等)を慎重に選択して処方します。

授乳中の方:

母乳への移行が少なく、赤ちゃんの様子に影響を与えにくいお薬(ロラタジン、セチリジン、アレグラなど)を選びます。これらのお薬は、服用中も授乳を続けることが可能です。

花粉の時期、「咳」が止まらなくなりませんか?

​「鼻水は大したことないのに、コンコンと乾いた咳が続く」
「夜寝ようとすると、喉がイガイガして咳き込む」
​これは花粉が気管支を刺激して起こる「花粉誘発性喘息(咳喘息)」の可能性があります。
一般的な花粉症の飲み薬だけでは、咳はなかなか止まりません。
​当院には、喘息の診断を行うための専門的な機械(呼気NO)を備えており、迅速な診断と効果的な治療に繋げます。
診断後は、気道の炎症を抑える「吸入薬」を適切に使い、辛い咳を速やかに鎮めます。

何のアレルギーか調べる検査

​敵を知ることが治療の第一歩です。当院では、患者様のニーズに合わせて2種類の血液検査を使い分けています。

① View39(広く浅く網羅したい方へ)

​「何に反応しているか全く見当がつかない」「一度に効率よく調べたい」という方に最適なスクリーニング検査です。

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検査内容: スギ・ヒノキ・ブタクサ等の花粉、ダニ・ハウスダスト、犬・猫、カビ、さらには卵・小麦・エビ等の食物まで、重要39項目をセットで調べます。

​費用: 3割負担の方で約5,000円〜6,000円です。
(個別に39項目を調べると非常に高額になるため、コスパに優れた検査です)

​② 特異的IgE検査(原因を絞って詳しく調べたい方へ)

「スギ花粉なのは分かっているから、その強さを知りたい」「猫を飼い始めたので猫だけ調べたい」など、目的がはっきりしている方にお勧めです。

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検査内容: 調べたい項目(アレルゲン)を1つずつ自由に選べます(保険適用は最大13項目まで)。

メリット:

数値化: アレルギーの強さを「クラス0〜6」の数値で詳細に判定できます。「去年より数値が上がっているか」といった比較に適しています。
​費用を抑えられる: 項目数を絞れば、View39よりも安く検査が可能です。
​費用: 1項目あたり約330円(3割負担時)+判断料等がかかります。

​最重症スギ花粉症の注射治療「ゾレア」

​飲み薬や点鼻薬を正しく使っても、「鼻水が止まらずティッシュが手放せない」「夜も眠れない」。
そんな最重症のスギ花粉症の方には、抗IgE抗体製剤「ゾレア」という切り札があります。
​どんな治療?
アレルギー反応の「元(IgE抗体)」をブロックする皮下注射です。シーズン中に数回打つだけで、劇的な症状改善が期待できます。

対象となる方:

既存の治療を1週間以上行っても効果がない重症の方。

​注意点:

血液検査の数値(IgE値)や体重によって投与量と費用が決まります。
非常に高価な薬剤ですので、事前に費用や適応について詳しくご説明し、ご納得いただいた上で治療を開始します。

「食物アレルギー」

花粉と食べ物(口腔アレルギー症候群)についてもご相談ください。
​「リンゴやメロンを食べると口がイガイガする」
これは、花粉と果物の成分が似ているために起こる「交叉(こうさ)反応」です。
​カバノキ科(春)の花粉症の方 → リンゴ、桃、豆乳などで症状が出やすい
​イネ科(夏)の花粉症の方 → メロン、スイカなどで症状が出やすい
​当院では消化器内科医として、こうした食事のアドバイスも行っています。

よくある質問(Q&A)

  • 市販薬を飲んでいますが、受診した方がいいですか?

    市販薬でコントロールできているなら問題ありません。しかし、「効き目が悪い」「口が乾く」「眠い」などの不満がある場合は受診をお勧めします。処方薬は種類が豊富で、副作用が少なく効果が高いものが選べます。

  • 肌荒れも花粉のせいですか?

    はい、「花粉皮膚炎」の可能性があります。花粉が肌に付着することで、目の周りや頬が赤く痒くなる症状です。飲み薬だけでなく、適切な軟膏治療やスキンケア指導も行います。

  • 風邪か花粉症かわかりません。受診してもいいですか?

    もちろんです。透明な鼻水が続く、目がかゆい場合は花粉症の可能性が高いですが、当院では感染症のチェックも含めて総合的に診断します。お気軽にご来院ください。

​この記事の監修者

​院長 林 義和(日本内科学会認定 総合内科専門医):1998年の開院以来、地域のかかりつけ医として全身の不調を診療。
​副院長 林 義貴(日本消化器内視鏡学会認定 専門医):基幹病院で培った最新知識と技術で、専門的な検査・治療を提供。

アレルギー治療のゴールは、「症状をゼロにすること」だけではありません。「薬の副作用でパフォーマンスを落とさないこと」も大切です。
当院では、一人ひとりの生活に合わせたベストな治療計画を一緒に立てていきます。辛い季節を笑顔で乗り切るために、ぜひ一度ご相談ください。

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