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診療内容

胃カメラ

姫路で「苦しくない胃カメラ」をお探しの方へ

​「胃カメラはオエッとなって苦しい」
「昔受けた検査がトラウマで、二度と受けたくない」
​そう感じて、胃の不調を我慢したり、検診を先延ばしにしていませんか?
そのお気持ちは内視鏡の専門医として痛いほどよく分かります。
​実は、姫路市は全国平均と比較して、胃がんで亡くなる方が約15%も多い地域です。
胃がんは早期に発見すれば、お腹を切らずに内視鏡治療(ESD)だけで完治できる病気です。「怖いから」という理由だけで、早期発見のチャンスを逃してしまうのは、あまりにも勿体ないことです。
​当院では、「胃がんがもっと早く見つかっていれば…という後悔を、姫路から一つでもなくす」ことを目標にしています。
鎮静剤(麻酔)を使ってぼーっとしている間に終わる検査や、鼻からカメラを入れる検査など、「怖い」をなくすための準備を整え、「優しい内視鏡検査」を提供します。

胃カメラを受けた方がいい方

一つでも当てはまる方は、一度検査を受けることを強くお勧めします。

​▼ 喉・胸の違和感
  • ​喉に何かが詰まっている感じがする
  • ​酸っぱい水や苦い水が上がってくる(呑酸)
  • ​胸焼けがする、胸がチリチリ焼けるように痛い
  • ​風邪ではないのに、咳が長く続いている
​▼ 胃・お腹の不調
  • ​みぞおちが痛い、キリキリする
  • ​食後、すぐに胃がもたれる
  • ​以前より食事の量が減った(食欲不振)
  • ​空腹になると胃が痛む
  • ​お腹が張って苦しい(膨満感)
​▼ 便・その他のサイン
  • ​便が黒い(タール便・海苔の佃煮のような便)
  • ​健康診断で貧血と言われた、立ちくらみがする
  • ​急激に体重が減った(半年で3kg以上など)
  • ​40歳を超えて、一度も胃カメラを受けたことがない
  • ​血縁者に胃がんやピロリ菌感染者がいる

当院の胃カメラが選ばれる 8つの特徴

​当院では、患者様の負担を最小限にしながら、病気をしっかり見つけるための8つの特徴のある体制を整えています。

1​「鼻から」か「口から」か選択可能

嘔吐反射が強い方には「経鼻(鼻から)」、精密検査が必要な方には「経口(口から)」など、ご希望に合わせて選べます。

​「鼻から」か「口から」か(メリット・デメリット比較)

​当院では、患者様のご希望やのどの敏感さに合わせて、最適な方法をご提案します。

経鼻内視鏡(鼻から) 経口内視鏡(口から)
太さ 約6mm(鉛筆より細い) 約10mm
麻酔 鼻の局所麻酔 のどの麻酔 + 鎮静剤(希望者)
メリット 舌の根元に触れないため「オエッ」となりにくい・会話ができる 画質が非常に良く、精密検査向き・処置(組織採取など)がしやすい
デメリット 鼻が狭いと入らないことがある・鼻血が出ることがある 鎮静剤なしだと咽頭反射が強い・鎮静剤使用時は当日の運転不可
こんな方に
  • とにかく楽に受けたい方・車で来院したい方
  • 眠って受けたい方(鎮静剤)・精密検査が必要な方

2 ​鎮静剤(静脈麻酔)で「ぼーっとしている間」に終了

ウトウトしている間に検査が終わるため、「すごく楽だった」という方がほとんどです。苦痛や恐怖心が強い方に特にお勧めです。
※安全のため、生体モニターで全身状態を管理しながら行います。

3 内視鏡専門医による検査

月〜木曜は、日本消化器内視鏡学会専門医である副院長が検査を担当。豊富な経験に基づき、微細な病変も見逃しません。

4 富士フイルム社製 高性能内視鏡システムによる精密診断

当院では、大学病院やがんセンターなどの高度医療機関でも採用されている、ハイエンド(上位)モデルの内視鏡システムを導入しています。
具体的には、拡大観察が可能な経口スコープ「EG-760Z」、および極細径ながら高画質な経鼻スコープ「EG-740N」を使用しています。
これらに搭載された「BLI(Blue LASER Imaging)」や「LCI(Linked Color Imaging)」といった画像強調機能により、炎症の程度や早期がんのわずかな色の変化を鮮明に映し出し、正確な診断を行います。

5 胃・大腸カメラの「同日検査」が可能

食事制限や下剤の服用、通院が1回で済むため、お忙しい方に好評です。(※要事前診察)

6 仕事帰りに「イブニング胃カメラ」

「仕事を休めない」という方のために、2026年4月からは夕方の検査枠をご用意しています。
※当日の昼食を抜いてご来院ください。

7 姫路市の胃がん検診に対応

2026年4月より、姫路市の個別検診(クーポン利用)の実施医療機関となります。

8 高性能システムと徹底した衛生管理

学会ガイドラインに準拠した洗浄・消毒(IHI社製洗浄機)
​内視鏡検査で心配なのが「感染症」です。
当院では、IHI社製(IHIアグリテック)の内視鏡洗浄消毒装置を導入しています。
日本消化器内視鏡学会のガイドラインを遵守し、検査ごとに高水準消毒を行うことで、内視鏡を介した感染(ピロリ菌、肝炎ウイルスなど)のリスクをゼロにし、安心して検査を受けていただける環境を徹底しています。

胃カメラで見つかる病気と治療

​当院では「検査をして終わり」ではありません。見つかった病気に対して、一人ひとりにあった治療を提案します。また、必要時には基幹病院に責任をもって紹介します。

​■ 逆流性食道炎

​胃酸が食道へ逆流し、粘膜がただれる病気です。
​症状: 胸やけ、呑酸(酸っぱい液体が上がる)、慢性の咳
​治療: 内視鏡で炎症の程度(グレード)を診断し、適切な胃薬(PPIやP-CAB)を処方します。生活習慣の指導も行います。

​■ ピロリ菌感染症(慢性胃炎)

​日本人の胃がん原因の99%と言われる細菌です。感染すると胃粘膜が萎縮し、「萎縮性胃炎」となります。
​診断・治療: 胃カメラと血液検査などで感染の有無を確認し、陽性の場合は「除菌治療(飲み薬)」を行います。
​3次除菌まで対応: 他院で1次・2次除菌に失敗した方のために、自費診療での「3次除菌」も行っています。

​■ 胃がん・食道がん

​早期であれば自覚症状はほとんどありません。
​当院の役割: 特殊光(BLI)を用いて早期発見に努めます。早期がんであれば、連携する基幹病院を紹介しますので、内視鏡治療(ESD)で完治が可能です。

​■ 胃潰瘍・十二指腸潰瘍

​ストレス、ピロリ菌、鎮痛剤(ロキソニン等)の影響で粘膜に深い穴が開く病気です。
​症状: みぞおちの痛み、吐血、黒い便
​対応: 出血がある場合は止血処置が必要になることもあります。

​■ アニサキス症

​サバ、アジ、イカなどの生魚を食べた後に激痛が走ります。
​対応: 胃カメラで虫体を確認し、その場で摘出します。摘出すれば痛みはすぐに治まります。

​検査の流れ

  • 1

    ご予約

    Web予約でご予約ください。 ※「当日胃カメラ」をご希望の場合は、朝食を抜いた上でお電話にて空き状況をご確認ください。

    辻井はやし内科 ご予約
  • 2

    検査前日

    ​夕食: 21時頃までに消化の良いものを済ませてください。それ以降は絶食です(お水・お茶はOK)。 ​内服薬: いつも通り服用してください。

    辻井はやし内科 検査前日
  • 3

    検査当日

    朝食: 絶食でお越しください。お水・お茶は検査1時間前まで可能です。 ​内服薬: 血圧の薬などは朝6時頃までに服用してください。※糖尿病の薬は絶対に飲まないでください(低血糖の危険があります)。 ​来院: 問診・診察の後、のどの麻酔や鎮静剤の準備を行います。

    辻井はやし内科 検査当日
  • 4

    検査(5〜10分)

    内視鏡検査を行います。必要に応じて組織検査(生検)を行います。

    辻井はやし内科 検査(5〜10分)
  • 5

    結果説明

    ​鎮静剤なしの方: すぐに診察室で画像を見ながら結果を説明します。 ​鎮静剤ありの方: リカバリー室(ベッド)で30分〜1時間ほどお休みいただき、目が覚めてから結果を説明します。

    辻井はやし内科 結果説明

費用について

​検査の内容や、保険適用かどうかによって費用が異なります。
(※診察料、採血代等は別途かかります)

​① 保険診療(3割負担の方)

​胃痛などの症状がある場合や、バリウム検査で異常があった場合は保険適用となります。
​胃カメラのみ(観察): 約4,000円
​組織検査(生検)あり: 約8,000円〜
※鎮静剤を使用する場合は、薬剤料等が数百円〜加算されます。

​② 姫路市 胃がん検診(内視鏡)

​姫路市にお住まいの対象年齢(40歳・50歳・60歳など)の方は、市から届くクーポン券を利用できます。
​自己負担額: 5,000円
​注意点: 鎮静剤(眠る麻酔)は使用できません。生検が必要な場合は別途保険診療となります。

​③ 胃カメラドック(自費)

​症状はないが、詳しく調べたい方のためのコースです。
​鎮静剤なし: 15,000円
​鎮静剤あり: 17,000円

専門医の本音。「なぜバリウム検査をお勧めしないのか」

​健康診断といえばバリウム検査が一般的ですが、消化器内科医の立場からは「最初から胃カメラ」を強くお勧めします。理由は4つあります。

  1. 早期がんが見つかりにくい
    バリウムは「影」を見る検査なので、色の変化や平坦な早期がんは見逃しやすいです。
  2. ​異常があれば結局「胃カメラ」になる
    バリウムでひっかかると、精密検査として胃カメラを受ける必要があります。二度手間になり、被曝量も増えます。
  3. ​検査自体が苦しい
    発泡剤でゲップを我慢したり、検査後に下剤でバリウムを出す苦痛があります。
  4. ​副作用のリスク
    バリウムが腸の中で固まり、腸閉塞を起こすリスクがあります。
    「バリウムが嫌で検診を受けない」のが一番のリスクです。それなら、最初から楽な胃カメラを受けていただきたいのです。

​よくある質問(Q&A)

  • 検査結果は当日に聞けますか?

    はい。検査終了後、医師がモニターの画像をお見せしながら詳しく説明します。
    ただし、組織を採取(生検)した場合は、詳しい結果が出るまで約10日〜2週間かかりますので、後日再度ご来院いただきます。

  • 鎮静剤を使うリスクはありますか?

    鎮静剤は呼吸や血圧に影響を与える可能性がありますが、当院では検査中、常に生体モニターで全身状態を管理し、内視鏡専門医が安全を確認しながら行います。
    検査後はリカバリー室で十分にお休みいただいてから帰宅となりますのでご安心ください。
    ※当日は車・バイク・自転車の運転はできません。

  • 胃カメラの頻度はどれくらいが良いですか?

    * ピロリ菌を除菌した方・慢性胃炎がある方: 1年に1回
    ​特に異常がない50歳以上の方: 2〜3年に1回
    を目安にお勧めしています。個々のリスクに合わせて医師が提案します。

  • ピロリ菌がいたらどうなりますか?

    その場で診断し、お薬(除菌薬)を処方します。1週間お薬を飲むだけで、約90%の方が除菌に成功します。当院では、他院で失敗した方の「3次除菌」まで対応していますので、諦めずにご相談ください。

​この記事の監修者

​林 義貴(辻󠄀井はやし内科 副院長)
日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医

消化器内視鏡専門医として、基幹病院で数多くの胃がん・食道がんの検査・治療に従事してまいりました。「胃カメラは苦しいもの」というイメージを払拭するため、鎮静剤の使用や鼻からの検査など、苦痛を最小限に抑えた検査を追求しています。ピロリ菌の除菌やがんの早期発見を通じ、皆様の健康を支えます。

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